施設の紹介
塔状の家屋が3つ連なる風変わりな建築(チューダー様式)で入口上部のステンドグラスの美しさは格別。館内は近代彫刻の父ロダン、ブールデルの名作が並び、一室には東アフリカ、マコンデ族の異色の木彫や原始美術がたくさんある。
壁には、バロック時代の巨匠レンブラント、ドイツ・ルネッサンスの代表的な画家デューラー、18世紀イギリスの風刺画家ホーガースらの版画を展示。2階には、ガンダーラやタイなど日本の仏像のルーツとなる仏陀や菩薩像が厳かに鎮座。
彫刻と版画と仏像を3本の柱にした名観で、芸術の香り高い館だ。
おすすめポイント
彫刻は、ロダンの「ナルキッソス」、ブールデルの「自刻像」、ルノアールの「裸婦」など高名な美術家の作品がそろう。
版画では、デューラーの人間味のある「聖母子」がユニーク。
ホーガースの代表作「娼婦の遍歴」は6枚組で、物語をたどっていくと面白い。
仏像は、ガンダーラの「名仏」(3世紀)、タイの「仏頭」(13、14世紀頃)などが、それぞれ時代と地域を反映しており、仏教美術の研究にも欠かせない貴重な作品である。
TV放映以来、全国的に有名になったパワースポット「サターンの椅子」はここ!
施設詳細
住所 | 〒650-0002 神戸市中央区北野町2-20-7 |
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TEL | 078-222-0490 |
URL | http://kobe-ijinkan.net/ |
ジャンル | 公開異人館 |
入館料 | ¥550- |
営業時間 | (4月~9月)9:30~18:00 (10月~3月)9:30~17:00 |
定休日 | 年中無休 |