C.A.P.
C.A.P.は営利を目的としない、文化活動を推進する組織です。
C.A.P.とは The Conference on Art and Projects の略称であり、海外移住の博物館、在日外国人支援の活動、芸術の国際交流の3つの事業を柱として多文化共生のまちづくりを設置目的としています。
さらに「芸術の探求と普及」を目的として定期的な研究会の開催やシンポジウム、レクチャー、ワークショップの開催、芸術に関する情報の交換、および提供など様々な活動も行っています。
KOBE STUDIO Y3
KOBE STUDIO Y3は、C.A.P.が運営する神戸市立海外移住と文化の交流センターでのアートプロジェクトです。様々なアーティストがスタジオのドアを開け、活動を公開しています。またこのスタジオのアーティストたちを中心に、ワークショップや展覧会などのプログラムも実施しています。
外観
大通り沿いにある一見学校のような大きな施設です。
施設内 Y3活動内容
4FにはKOBE STUDIO Y3のプロジェクトの一環であるアーティストのスタジオ・アトリエが解放されています。展覧会や講座・講義、講演会など芸術をめぐるプログラムの開催も行われています。
所属アーティスト
マスダマキコ Masuda Makiko(立体造形) 河村啓生 Kawamura Norio(立体造形) ユラ・キム Yura Kim(Visual Arts)八木淳一 YAGI Junichi(絵画、立体、インスタレーション) 上岡 雄貴 UEOKA Yuuki(Visual Arts)池田圭 IKEDA Kei(染色)大橋 麻里子 OHASHI Mariko(絵画)山下 和也 YAMASHITA Kazuya(日本画家・東洋絵画修理技術者)浅山 美由紀 ASAYAMA Miyuki(インスタレーション、ミクストメディア)佐藤昌也 SATO Masaya(写真)川口 奈々子 KAWAGUCHI Nanako(絵画、ドローイング)
もともと2009年まで移民収容所として利用されていた施設設計を活かして、全12部屋をアーティストのアトリエとして公開しています。アーティストの方々が制作をしているところやリアルなアトリエを自由に見学することができます。
アーティストそれぞれの個性があるアトリエで、中には制作途中の作品があったり完成品をギャラリーのように展示している部屋もありました。なかなか本物のアトリエというものをのぞける機会はないのでワクワクします。
共同レンタルスペース
三階の事務所受付の奥には、年会費を払えば共同で使えるレンタルスペースがあります。
何か製作するもよし、絵を描くもよし、静かな環境で集中したいときのベストプレイス。
あの頃通っていた小学校の図工室の雰囲気をなぜか感じるので聞いてみたところ、椅子や棚などを廃校になる学校や、違う施設で使っていたものをいただいているからとのこと。
ノスタルジーな気持ちを感じたい方にもおすすめの場所になっています。
湊小学校で使われていた版画台もご健在。
ワークショップルームはその名の通りのワークショップルーム。
ワークショップが開催されていないときは次の内容はどうするか、ワクワクするような作戦会議が行われています。
気持ちよくスッキリ片付いた道具類。
キッズルームも完備、子供がいる方にも安心なスペースになっている。
別館
海外移住と文化の交流センターには別館があり、別館には木工作業や陶芸の活動のための工房があります。
陶芸スペース
もちろん窯焼き器も完備。
木工スペース
巨大な大木を持ち込んだり、作業に使う工具なども取り揃っているので集中して作業ができそうです。
最後に
神戸を拠点として社会とアートを繋ぐ様々な活動を行っているC.A.P.
アートに触れられる様々なイベントが実施されているので是非参加してみてください。
店舗情報
店舗 | C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議) |
住所 | 〒650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8神戸市立海外移住と文化の交流センター内 |
TEL | 078-222-1003 |
ホームページ | https://cap-kobe.com/ |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 月曜日 |