「ラピスの館」
アフガニスタンを紹介するアンテナショップとして、ラピスラズリのアクセサリーとインテリア用品を販売しています。
外観
神戸不動坂を上がって、イタリア館 近くにある、アフガニスタン産ラピスラズリ専門店。
ビルの二階に上がったところにお店が見られます。
店内
写真から見てわかる通り、深く鮮やかな青色と星のように散らばる金色がとても美しいですね。
ラピスラズリとは、ラズライト(青金石)を主成分とした混合鉱物です。
同じラピスラズリでも、青色の深さや金色の入り方が全く異なります。
その為、一つひとつ違った模様・形をしており、同じものが無いといえるでしょう。
アフガニスタンの民族楽器、ラバーブ。
桑の木を彫って作られ、ネックの部分まで彫られて空洞になっています。
作り手は年々減っていってるそう。
こちらの雪豹は戦争時、人間へ向けて作られた地雷を誤って踏んで爆死してしまったそうです。
正面から見ると迫力がすごいですね。
戦争の被害は人間だけでなく、動物にまで及んでいるということが深く感じられます。
折り鶴とラピスラズリで作られたカメとペンダントトップ。
アフガニスタンについて
アフガニスタンでは、1979年に旧ソヴィエト連邦が侵攻してから、その後の内戦、現在に至るまで43年間も紛争が絶えない為に、アフガニスタン国民の暮らしは非常に厳しい状況です。
戦争で傷ついた多くの国民の中で、今も尚、戦死した人々、また未亡人、戦争孤児、難民と、社会的弱者が沢山おられ、干ばつによる飢餓に直面する国民が約3000万人いると言われております。
女性や子供達、お年寄り、身障者等、支援を必要としている人々は、本当に沢山おられます。
ここで販売されている商品は、全て産地がアフガニスタンのもので、一部の商品は、アフガニスタン人女性が、デザイン・プロデュース・生産までしている商品もあります。
アフガニスタンで支援を必要とする女性や戦争孤児、身障者、その他多くの社会的弱者の為に、売り上げを寄付しています。また女性の社会進出の為にも役立てられ、未来のアフガニスタンを担う、女性が活躍出来る機会を増やす一環の取り組みも行っております。
日本とアフガニスタンの歴史は、1400年前の奈良時代まで遡り、次の1400年も、今までと同様に、堅い絆で結ばれた友好関係を維持存続出来る様、日々頑張っているお店です。
このラピスの館では、インテリア用品も販売している為、普段アクセサリーをつけない方でも必ずお気に入りのものを見つけることができると思います。
最後に
近年では、世界中の様々な国と地域で産出される、美しい宝石や貴石を、日本で見かける様になりました。
鮮やかな青色の輝きには、老若男女問わずその魅力に惹きつけられるでしょう。
日本に住んでいると見えないものがたくさんあるとおもいますが、アフガニスタンと日本の橋渡しの場所として「ラピスの館」で素敵な出会いと、他国の文化に目を向けてみましょう。
店舗情報
店舗 | ラピスの館 |
住所 | 〒650-0002 神戸市中央区北野町1丁目5-21 ケーシーコート203・204 |
@lapis_lazuli_jewelry | |
電話番号 | 078-242-8911 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
定休日 | 不定休 |