北野住民の憩いの場
北野坂を上がって、ローソンを目印に交差点を少し東に行ったところ。
階段を8段ほど降りた場所にある、少し隠れ家的な佇まいを感じるお店だ。
北野にお店を構えて早49年になるが、町の人の胃袋と心の満たし続けている。
グリーンヒルは女性店主が一人で切り盛りしているのだが、メニュー数はなんと19品。
ドリンクも合わせると38品と驚きの品数だ。
看板娘
看板娘のビビちゃん。基本的には奥にある自分の専用席にいるのだが、触らせてもらうことも可能。
ワンちゃん好きには心の底からありがたし。
オススメの品
看板に書いてある「本日のおそうざい いろいろ盛り合わせ」を頼んでみた。
盛られすぎ!!!
700円でご飯味噌汁がついて、おかずが8品。
確実に白ご飯が足りません。
- 自家製ポテトサラダ
- 牛肉と玉ねぎの生姜炒め
- ひじきと豆の煮もの
- セロリとかにかまの酢の物
- 夏野菜のカレー炒め
- とまとサラダ
- ピーマンのきんぴら
- きゅうりの漬物
ポテトサラダは芋が大粒ごろごろタイプでおいしいし、牛肉と玉ねぎの生姜炒めはこれだけでご飯ペロリ、夏野菜のカレー炒めはズッキーニやパプリカなどがカレーのスパイシーさと調和して(あ・・・夏だ・・・。)と井之頭五郎ばりに脳内の自分が季節を感じる。
料理はもちろんすべて手作りで、これだけの量を作るのはすごい。
今回はおそうざいの盛り合わせだったが、メインディッシュ+おかず三品+サラダだったり、サンドイッチ+パスタ+スープだったり、グリーンカレーの日もあれば、夏場は天ぷらとそうめんにおにぎりだったり、と
「その日のメインだけ変わる」
という、みんなが思う一般的な日替わりの域を超えた日替わりを味わうことができる。
スプーンを入れたときにぷつっと弾ける薄く焼かれた玉子、赤く色づいたライスには炒められたベーコンや玉ねぎ、味の濃さはこれで調整してねといわんばかりの中央に架かるケチャップのシルクロード。
以上でも以下でもない、これが「喫茶店のオムライス」なのだ。
写真ではわかりにくいが、結構なボリュームで成人男性もニッコリの満足な量になっている。
お弁当の予約も受けているので、お家やオフィスでもグリーンヒルの手作りの味を楽しむことができる。
ビビちゃんに会いたい人と究極の日替わりを味わいたい人はぜひグリーンヒルを訪ねてみてください。
動画もあるよ。
店舗情報
店舗 | グリーンヒル |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北野町2-7-1 |
TEL | 078-241-2816 |
営業時間 |
11時過ぎ〜18時ごろ |